小城商工会議所青年部 会長
古賀 智博
今年、アマチュア音楽祭は35年目を迎えます。
35年前、「ほたる音楽祭」として須賀神社の駐車場から始まったこの事業。そこから小城公園へと場所を移し、ビアガーデンとして発展するなど、時代とともに形を変えながら、歴代の先輩方が想いをつなぎ、今日まで守り、紡いでこられました。
35年。
これだけ長く続いてきたのは、きっと先輩方が「続けること」だけを目的にしてこなかったからだと思います。
その時代、その時代の小城に何が必要なのか。
自分たちに何ができるのか。
考え、悩み、挑戦し、変化し続けてきた。
だからこそ、この事業は続いてきたのだと思います。
そして今、そのバトンを受け取った私たちも、問われています。
「このまちの未来を担う次の世代に、何を残し、何をつないでいけるのか。」
私自身、子どもの頃に体験したお祭りや、家族や友人と過ごした何気ない一日の風景が、大人になった今でも、不思議なほど鮮明に記憶に残っています。
その時に聞いた音楽。そこに並んでいたお店。友達と笑ったこと。家族と一緒に歩いた風景。当時は何気ない一日だったのかもしれません。でも、そんな一つひとつの記憶が積み重なり、いつしか「ふるさとの記憶」になっていくのだと思います。
そのまちで笑い、夢中になり、誰かと過ごした記憶があるからこそ、その場所が「ふるさと」になっていく。
受け継ぐということは、同じことを続けることではない。
先輩方から受け継いだ想いを、今の時代に必要な形へと「深化」させ、次の世代へ渡していく。それが、バトンを受け取った私たちの役割だと思っています。
35年の歴史を、次の未来へ。
子どもたちの記憶に、小城を残す。
そんな一日を、私たちは本気でつくります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
小城商工会議所青年部
会長 古賀 智博